GR Digital

物欲にそそのかされてリコーGR DIGITAL II(以下GRD)が手元にやってきた。まずは軽く撮ってみた感想などを書いてみる。良い所ももちろんあるけど、欠点を挙げればきりがない。でもあえて欠点から。


1. 起動遅いしうるさいよ
ぼくが使ってるIXY70よりも遅い。仕事場にあるCOOLPIX S510が『ジャッジジッ』位で起動する感じ、IXY70は『ジャージジッ』
一方のGRDは『ジャージャージジーッ』ってな感じ。
GRDはリトラクタブルレンズシステムを採用してるので、その辺で時間がかかるんだろうなあとは思うけど。


2. 暗い所ではすごく遅いピント合焦
暗い所(一般家庭に室内レベルでもダメ)だと、2年前のモデルであるLUMIXのFX9の方が静かで早いんじゃないかな。FX9やS510は『ジジッ』ってなかんじでそこそこ静か。IXY70は『ジャジャッ』くらいで、結構音がする。静かなレストランで写真を撮るのはちょっと気が引けるレベル。でも早い。
GRDは暗くなるとIXY70以下。暗い所での挙動を液晶モニタで見てると、無限遠から最近距離まで一度レンズをスイープしてから最もコントラストの高い所を見つけてるように感じる。


3. アップダウンダイヤルって使いやすい?
シャッターボタンの前、グリップ部にあるアップダウンダイヤル。あれって、使いやすいですか?ぼくがニコン使い(D100→D200)=横ダイヤル派だからかもしれないけど、縦ダイヤルって結構使いにくい。しかも、ダイヤルの場所が結構微妙。人差し指をシャッターボタンから意識して移動させないといけない。この辺って、使い込めば慣れるのかなあ?



写真はGRDで最初に撮った写真。いきなり白黒の1:1などというマニアックな設定で撮ってみた。ところが、これが面白い。1:1と白黒の相性は最高じゃないだろうか。コントラストを高めに設定(+2)にしていろいろ撮って楽しんでる。カラーと違って、白黒になると被写体の探し方も変わる所が奥深い。

MacBook Air

MacBook Air出ました。ま、薄いですね。

さて。いろいろ言われていますが、思ったことをいろいろと。

MacBook Airのコンセプトについて。一言で言えば、ビジネスマンの二台目でしょ。アレ一台で全部済ますのは無理というか、想定されていない。

まず、仕事場に母艦となるiMacやMacProやMacBookとかを持ってることが大前提。で、外でプレゼンするときとか、出張時とかにMacBook Airを持って出かける。それでこそ生きてくるPCだと思います。

母艦となるMac(WindowsPCでもいいけど)があれば、ソフトのインストールもRemortDiscで対応できる。
オフィスで作業するときは母艦のMacのインターネット共有を無線LANBluetoothでやればいい。
出先でインターネットへの常時接続する必要はホテル以外ではないので、有線LANはUSB外付け。
出張時にマウスを繋ぐような細かい作業はしない。
代わりに飛行機や列車の中で使えるようにトラックパッドを使いやすくした。
出張時や出先に交換バッテリーを持って行くのは荷物になるので、バッテリーは内蔵。必要ならACアダプターを持って行けば良い。

そうやって考えると、きわめて明快なコンセプトを持ったノートPCと言えると思います。

くれぐれも繰り返しますが、1台目のMacとしてMacBook Airを買うのは間違っていると思います。1台目はMacBookなりiMacなり、接続拡張性のあるMacにすべきです。


写真はパートナーさんの誕生日の時に、彼女の友達からいただいたチューリップ。正月休みの間、目の保養になりました。

画龍点睛を欠いちゃったよ

Mac OS X 10.5 Leopardには、バックアップ機能としてTime Machineという機能が搭載されている。技術的な詳しい話は省略するとして、この機能を最大限生かすために外付けHDDを購入した。G-TechnologyG-DRIVE Qという高速外付けディスク。容量は500GB。日本では株式会社アスクが代理店の模様。オンライン版アップルストアにおいて期間限定で40400円。

はっきり言って、高いです。USB2.0接続のみの500GB外付けHDDなら、通販でも2万円弱で買える。しかし、こいつが高いのには理由がある。だから買った。

まず、Apple向きのデザイン。外装はPowerMac G5やMacProを思わせるアルミ製。正面のパンチングメタルと合わせて純正オプションか?と思わせる雰囲気。US版のLeopardユーザーガイドツアーで、純正外付けディスクのように扱われてる位。

さらに、接続方式が四種類。USB2.0、FireWire400、FireWire800、eSATA。これなら5年後でも中のHDDが壊れなければ一線級外付けディスクとして使える。そんでもって内蔵HDDはHGSTのSATA2 HDDで国内二年補償。


使ってみた感想ですが、はっきり言って速い。初代インテルiMacなのでFW400接続なのがもったいない。実力を発揮させるにはFW800で繋ぎたい所。

ファンレス冷却なので静かだと思われそうですが、HDDをスピンアップさせるときにはっきり聞こえる音がします。回転が安定すればそこそこ静かです。

正面に電源ONを知らせるインジケーター(たぶん白色LED)がありますが、これがまぶしい。夜中にこれが煌々と点ってたらちょっとびっくりするくらい明るい。本体をスリープさせるとこいつも勝手にスピンダウンしますが、インジケーターは点りっぱなし。これ、何とかしたいなあ。改造するかも?

あと、個体差だと思いたいのですが、外装のアルミの脚部の曲げ方が中途半端なのか、平らな場所に置くとがたつく。これがすごく気になる。振動吸収用に張ってあるゴム脚を削ってでも何とかしたい。これだけが本当に残念だ。インジケーターはまだ我慢できるけど、足ががたつくのは本当に残念。



写真は東京モーターショーのヒトコマ。カーナンバー8のプジョー908 HDi FAP。今年のル・マン24時間レースを走って総合2位でゴールした車。ドライバーはステファン・サラザンセバスチャン・ボーデ、ペドロ・ラミー。アウディに続いてプジョーディーゼルエンジンで耐久レースに参戦したことで、耐久レースはディーゼルの時代がくると言えそうな雰囲気ですな。

Leopard ファーストインプレッション

10/26にMacOSX 10.5 『Leopardが発売されたわけですが、iMacに入れて1週間ほど経ったので、その感触なんかを書いてみます。

iMacの中身をバックアップした後に、Tigerを消去してLeopardをインストール。余計なトラブルを防ぐのと、HDDの整理整頓アプリの整理も兼ねているので、OSに限ってはいつも必ずクリーンインストール。その後はソフトウェアアップデートやアプリのインストール、個人ファイル等のコピー等を済ませるとほぼ一日仕事。

その時にちょっと焦ったのが、Apertureライブラリのバックアップを取ってなかったこと。幸い、同じディスクにApertureライブラリのVault(ボールト=総合バックアップファイルみたいな物)があったので、何とか復活させられた。LeopardでVaultを辞めてTime Machineに統一しようと思ってたけど、やっぱり両方必要だな。

Leopardになって、FinderやiTunes、各種初期設定なんかは見た目がやっと統一された。Dockも高級マンションの展示場のインテリアみたいだ。FinderにはBonjour機能を有効に使うための『共有』カテゴリも出来た。一方、なんて?と思うような変更もある。

そのひとつがFinderのファイル表示方法の記憶。Tigerまでは.DS_Storeという不可視ファイルに全部記録されてた。で、AAAというカラム表示フォルダから、アイコン表示にしてあるBBBというフォルダを開くと、BBBはアイコン表示された。で、次にバックボタン等でAAAに戻ると、カラム表示に戻ってた。

ところが。LeopardではAAA→BBBはCMD-Jの『表示オプション』を設定しておけばTigerと同じように扱われるものの、BBB→AAAに戻るときに、AAAの表示内容を設定してないと、BBBのフォルダの表示内容を引きずる。まあ、10.5.1で修正されることを期待して、ADCのバグレポートでも書きますか。


写真は東京モーターショーでのヒトコマ。そんなにGT-Rって良いかねえ?なんか肩肘に力が入りすぎのデザインなんだよな。速い=厳ついって勘違いしてそうなデザイン。まあ、ランエボびびらせるにはこれくらいのデザインじゃなきゃダメなんでしょうけど。ぼくだったら同ランクの車ならR8か911ターボにするし、同価格帯なら335iクーペかA5にする。

MacBookを買ってみた

相変わらずここはほったらかしです。とは言いつつも、なんとか生きてますので。

先週の金曜日(10/19)に、MacBookを買いました。品番がMB061J/Aという、2.0GHzのintel Core2Duo搭載のやつ。もちろん白ボディ。構成はデフォルトです。標準状態でメモリを1GB積んでるので、用途から考えても増強計画は無しです。

発注は金曜日。午前中、Macお宝鑑定団AppleStore(オンライン版)整備済み製品MacBookが出たとの情報をゲット。出張から早めに帰ることが出来たのでなんとか在庫がある状態で確保できた。

ちなみに、整備済み製品とは、『店頭商品、返品商品、初期不良品などを修理調整し、新品水準並みの品質を確認したアップル製品製品』とのこと。補償は新品同様の1年補償。未開封新品との一番の違いは、箱や封印が一度開けられていることかな。特長は『安い』。たとえばぼくの買ったMacBook 2.0GHzだと、新品が139800円、整備済み製品が121601円。13%オフです。でも、新品同様。Macを買い増し、買い換えする人にはお勧めだと思います。でも、Mac初体験という人には整備済み製品は薦めません。初体験の人にはApple製品の箱を開ける時のワクワク感を体感して欲しいですね。

で、発注した金曜中にアップルから発送され(早っ!)、土曜の夕方にはクロネコヤマトのニーチャンによって自宅に配送された。荷物追跡サービスで見た限り土曜の早朝に近所の営業所に届いていたようなので、ラストワンマイルで時間がかかった印象だが、それくらいは良しとしよう。

早速開封と初期動作確認にとりかかる。どうやらOSが再インストールされているようで、電源を投入するといきなりMacOSX 10.4 Tigerで聞き慣れたあの音楽と共にCGムービーが流れ、マイラインプラスかそれ以外か問われた。どうやら修理・調整・整備の時にOSを入れ直したんだろう。動作確認したが問題なし。



では感想。最新のコンパクトWindowsノート(Let's Noteとか)の軽さを知ってると、とても重く感じる。しかし、裏面含め、外観デザインに一切手抜きや気休めや妥協はない。パーフェクトな美しさ。これだけで満足しちゃう。

ディスプレイはつるつるパネル。PoewrBookG3(Lombaed)、初代PowerBookG4(Mercury)、PowerBookG4(15" 1.5/1.33GHz)とノートPC三世代、初代Intel iMacも入れたら液晶四世代、全てノングレアタイプだったので違和感がある。でも、液晶のドットが見えるくらいクリアな印象はある。

CPUがCore2Duo、メモリ搭載量は1GB、HDDが2.5インチのシリアルATATigerには必要十分な性能なので、動作は非常にきびきびしてる。これから普段使うアプリを大量投入して、どうなるかが楽しみでもあり、不安でもある。

キータッチは見た目のキーボード形状より良い感じ。ぼく的にはアルミ製PowerBookのキータッチがノートPCとしてはベストだと思っているのですが、MacBookは十分次第点。思ったよりパチャパチャ打つ感じはしないです。音も静か。トラックパッドは問題なし。二本指スクロールバージンだったんですが、5秒で慣れました。

静かにしてるとHDDのヘッド待避音がかすかに聞こえるくらい。CPUにちょっと負荷を掛けると、冷却のファンは勢いよく回ります。轟音ではないですが、出来れば回したくない感じの音。

あと、MagSafeのACアダプタは秀逸。取り付ける時の磁石に引っ張り込まれる感じや、スコッと接続部がはまるときの感触は最高です。こういう細かい作り込みは、日本企業が得意と言われていたはずなんだけどなあ・・・。


今後のMacBookですが、今週末(10/26 金曜)のLeopard発売後、まずは各種アプリのLeopard動作検証用に回されます。早ければ週末中にその作業も終わるので、終わり次第、Leopardとよく使うアプリをインストールし、PowerBookG4から環境移行し、リビングPC(パートナーさんメイン)となる予定。アルミのPowerBookG4はプリントサーバーに、Mercuryの用途はまだ定まってませんが、ファイルサーバーにするか、OS9でも入れて完全お遊びマシンにするか考え中。

Golf5 GTIほぼ半年経過

相変わらずこっちはほったらかしです。VW Golf5 GTIが納車されてほぼ半年経ち、その間に約7000キロ走破しましたので、その感想をつらつら書いてみます。

まずDSG。パドルを使わないDモードぶち込みでは、交差点立ち上がり時にクラッチの再接続が遅れる(コンマ数秒くらい自分の感覚とずれる)感じがします。また、ごくたまに選択ギアを迷っている感触も受ける。エンブレ併用も合わせて、右・左折時にはブレーキングと同時に左パドルで2〜3速にシフトダウン→ハンドル切って曲がる→クリップ過ぎたらアクセルオン→右パドル長引きでオートモードに復帰と言う流れが一番良い感じです。
という一般的なロボタイズドMTのデメリットを感じつつ、やはりショック皆無のシフトダウンは痛快無比。このためだけにDSG選んだようなものですからね。

そして、ステアリング。両手で普段握る所は異形形状を与えつつ、その他の部分は内側に頂点の一つを持ってくる三角形断面ですが、革の質感含めて次第点。欲を言えば、ハンドル直径を大きく感じる所。Golf4 GTIでは、直径を結構小さく感じていたので、もう少し小径ハンドルでも良いかなと思う。

足回り。ザックスと思われるショックアブソーバーは最高。速度が上がれば上がるほどフラットになる足回りなのはGolf4と同じだけど、低速走行時の当たりのまろやかさはGolf5 GTIの特徴。軟らかい足ではないので、GLiとかとは比べものにならないほど硬いけど、高速クルーザーとしての足回りとしては次第点。
納車直後はショックがまだ馴染んでいないようなフリクション感を感じたけど、5000kmくらいからは文句なし。あとはこの美味しい感触がいつまで続くかなんだよな。

エンジン。ターボエンジンと言うこともあり、あんまり回さない(公道でしか使わないのでせいぜい5000回転くらいまで)のでトップエンドの伸びは知りませんが、中間トルクは豊富。
タービン回すと一気に燃費は落ちます。通勤時に2000回転以下だけで走れば、30分の市街地通勤で10km/L出せますが、一発ムチ入れて4000辺りまで回すと、その瞬間は2.5km/Lなんてことも・・・。
一つ不満なのは、ブレーキペダルがほんのわずかだけ横にがたつくこと。これ、ほんのわずかのがたつきだけに余計に気になる。1年点検時にサービス担当に聞いてみよう。

内装。シートはまあまあ。調整部位はそんなに多くない(シート前後・バック傾き・尻部リフター・ランバーサポート前後・ヘッドレスト上下)けど、ダイアル式リクライナーなのでベストポジションは一発で決められる。
ライト点灯時のメーターはVW流儀に則った赤と青のコラボレーション。個人的には赤一色が好きなんだけどな。
オーディオはまあまあでしょう。ただし、iPodのコントロールは大いに謎VW純正のiPodネクターiPodを接続したまま車両のキーを抜くと、なぜかiPodは再生を始める。もちろん、スピーカーから音は流れない。一晩つなげておくと、なぜか夜中に何百曲も再生したことになってます。ちなみにMINIでは、キーを抜くとiPodはスリープに入る。ぼくはMINIの反応の方が生理的に正常と感じますが、皆さんは如何に。

外装。ワイパーは最近主流となりつつあるBOSCHのエアロワイパー。拭き取り面積は問題なし。ウオッシャー液の噴射はVW流のボンネット端部下の二ヵ所から幅広く霧状に吹き出すタイプ。これだとボンネットがウオッシャー液で汚れないのが嬉しい。あと、乾いた状態でもガラスに傷が付きにくいのも幅広く霧状に吹き出すメリットかな。テールランプは謎の点灯パターン。ライト点灯時のスモールは赤丸点灯。ブレーキは外側丸灯の外半分が明るく光る。これ、Golf4の時のように、ライト点灯時とブレーキ踏んだ時に別の場所が光る方が人間工学的にも良いと思うのですけどね。


写真は、数日前に名古屋に出張に行った時に探してきたタイバー。nano・universeで見つけました。ショップは名古屋のラシック2Fに入ってます。雰囲気はbeamsUNITED ARROWSと似た感じですね。

花火の写真

先週末(8/18 土曜日)にパートナーさんの実家の近くで花火大会がありましたので、写真を撮ってきました。

参考にしたのはこのへんのサイト。使った機材はNikon D200に18-70/3.5-4.5のズームレンズ、ベルボンのマクロ向け三脚。


シャッタースピードは0.5秒から2秒絞りはF8を中心にF5.6〜F9.5ISOは100ホワイトバランスは晴天で固定ブレ防止のためにミラーアップ後、一瞬間をおいてからシャッターが切れるようにカスタムセッティングしてます。


通常の屋外写真だと、明るさの調節のためにシャッタースピードをコントロールすることが多いですが、花火写真の場合は火薬の輝跡の長さを調節するためにシャッタースピードを調節して、火薬の輝きの明るさコントロールを絞りで行う感じですね。


シャッタータイムラグをわざと発生するように設定して撮ってるので、タイミングが全然分からないって事もあり、今回は片っ端から連写してます。花火が上がり始めたらシャッターを押しっぱなしにして、終わったら離す。そんな感じで230枚撮って、その中でも当たりと思ったのは10枚弱。その中でも特の良さそうな数枚だけアップします。撮影情報は画像に含まれるEXIFデータを参照して下さい。