ワイパーブレードの交換

VW GolfのワイパーブレードはBOSCHAerotwinというワイパーブレードが純正採用されている。

BOSCHのページには『替ゴムの設定はございません』と明示されており、ワイパーブレードにAerotwinを採用した車種では、ワイパーゴム単体での交換は難しく、一般的にはワイパーブレードごと交換するしかなかった。

しかし、ネット上にはいろいろ情報が転がっており、ワイパー替えゴムの汎用品を流用して交換する方法が載っていたのでぼくも試したことがある。しかし、汎用品だと微妙にブレードの形状が合わず、交換するときに結構な力作業になってしまっていた。


今回、ワイパーゴムがだいぶ劣化したこともあって、力仕事を覚悟でワイパーゴムの交換に再度取り組むことにした。そこでワイパーの替えゴムを近くのオートバックスに探しに行った。そこで見つけたのはなんとAerotwin専用のPIAA 超強力シリコート替ゴムである。PIAAの適用表を見てもGolfVは適用可となっており、かなり安心して購入。


用意する物はマイナスドライバーが一本、あとはペンチかプライヤー、汚れても構わないタオルか雑巾。交換方法は替えゴムパッケージ台紙裏側に細かく書かれているので、それに従って交換すれば問題ない。ぼくの場合、運転席+助手席合わせて5分で終了。


交換後、ワイパーブレード端部のカバーを替えゴムに付属するカーボン調エンドキャップに替えてみた。まあ見た目勝負のもの。交換作業を丁寧にやればワイパーブレード付属のカバーも流用可能だと思う。



で。汎用品の替えゴム(6mm幅)と今回のPIAA専用品(7mm幅)の断面を比べてみた。違ったのは一番上のゴムの厚さ(写真中赤線で囲ったところ)。汎用品の方が厚い。ここが厚いのでAerotwinの内部構造と干渉し、替えゴムを挿入する際に力が必要だったようである。


最後に。ネットで検索したところ、VWの純正部品としてAerotwinの替えゴムが入手可能なようである。PIAAの専用品よりも結構安いようなので、ディーラーに発注する手間を惜しまない人はそちらを使っても良いと思う。