ブレーキトラブル

Golf5 GTI納車から一晩明けた(4/7 土)今朝、車のお祓いに出かける途中のこと。

家を出発して15分、片側二車線の国道を周囲のペースに乗って走っていた。右側車線側で信号で止まると、左後ろの方から白煙が見える。最初は左側に停まったトラックの排気ガスだと思っていた。しかし、焦げ臭い

左のミラーを見ると、リアタイヤの辺りから白煙が出ている。こりゃやばいとその信号を無理矢理右折して空き地に車を入れると同時にまずは助手席のパートナーさんを車から降ろし、車は空き地のちょっと奥の方へ。よく見ると左リアブレーキのパッドから煙が出ている。臭いは樹脂を焦がしたようないやな臭い。あと、左リアのホイールの汚れがひどい。とても30キロ走行しただけとは思えない汚れ方。

ディーラーは営業時間前だけど構わず電話。サービス担当が出社してたので助かった。電話口で症状を話し、来た道をひたすら戻る。まさに『行きは良い良い帰りは怖い』。左側車線をブレーキに負担をかけないように、信号にできるだけ引っかからないように走る。このときほど、カナダGP決勝ラスト5周のドライバーの気分がいやというほど味わったことはなかった。

通常20分で行けるところを30分以上かけてディーラー到着。サービス担当に現車確認してもらい、即点検。待つこと30分。サービス担当曰く、『左リアのブレーキパッドの表裏を反対に取り付けてました・・・』。

実は納車時にKRANZという日本のブレーキパッドメーカーのGIGA'sというパッドをフロント、リア共につけてもらっていた。このパッドの組み付け時に、作業担当者が左リアだけ表用ブレーキパッドと裏用ブレーキパッドを間違えて取り付けてしまっていた。で、表裏が間違っていたのでブレーキキャリパーのピストンが押し戻されず、家を出てから延々15分間、左リアだけブレーキかけっぱなしで走っていたような感じだったらしい。そういわれてみれば、確かにMINIや旧相棒に比べてエンジンブレーキのききがやたら良かったような気がする。

サービス担当、作業担当者共に平身低頭、ひたすら謝りまくり。まあ、もう少し気づくのが遅れてたら発火してたかもしれないと思うと謝るしかない。お祓いも混むのは嫌いなので、明日(4/8 日)の朝イチで行きます。


写真はそのKRANZという日本のブレーキパッドメーカーのGIGA'sを組んだフロントブレーキ。MINIには同じメーカーのGIGA's Basicを組んである。MINIとの相性はばっちりで、(パッドが)減らない鳴かない(ホイールを)汚さない(ローターを)攻撃しないで文句なし。さて、Golf5 GTIのブレーキローターとの相性はどうなりますやら。