D200をさらにいろいろ

昨日の日記にアップしたように、縦位置グリップが導入されました。使用感を書いてないのでまずはそれから。

握った感じが気持ちいい。ぼくの手の大きさにはちょうど良い。横位置のグリップ部と厚み感や前側のゴムの滑り止めが同じ感じなのは良いですね。あと、背面側のD200ボティと縦位置グリップとの継ぎ目がちょっと引っ込んだ感じになっているので、ここに親指を上手く引っかければ結構しっかりと握れます。
シャッターボタンのストローク感はD200本体側のそれよりも短い感じなので、半押ししたつもりが全押しだったって事になるかも。まあこれは慣れの範疇だと思うので何とかなるでしょう。また、このMB-D200が樹脂製ということで剛性感をあれこれ言う人もいますが、それを求めるなら素直にD2系を選択すべきだと思います。ぼくは剛性感については気になりませんでした。触感は金属の冷たさが無い分、樹脂かなと感じます。しかし重い。D200+18-70+MB-D200+バッテリー2本で1.7kg。これだと一日持って歩くのは大変そうだ・・・。
さて、やっと昨日予告した事に移るのですが、まずはメディア容量問題。CFは発注してません。しかし、安売り通販店では2GBの高速CFが6千円弱という、一年前では信じられないような値段で販売しているので躊躇なく買いそうで怖いです。今のところメインはトランセンドの80倍速4GBなCFカードで、予備が今や懐かしいIBM製の1GBマイクロドライブ、予備の予備でトランセンドの256MBのCFカードがあります。1泊2日くらいなら5.25GBあれば何とかなると思っているのですが、足りなくなるなら来年は2GBか4GBを一枚買い足さなければならないなあ。

続いて画角問題。当初の狙いはニコンのVR70-300/4.5-5.6だったんけど、何となく絞りリングが付いていないのが嫌という前時代的な考え方に加え、単焦点の潔さに心を引かれてしまい、ニコンのED180/2.8にしました。サイズとか重さは180/2.8と前述のVR70-300はほぼ同じ*1なんですね。機能的にはそりゃシャッター4段相当の手ぶれ防止に超音波モーターで無音のピント合わせだけでなく、300mmまでのズームが付いてくるんだから18-70/3.5-4.5に追加するにはぴったしのレンズなんでしょう。実際、180/2.8の手ぶれ限界が1/250だとして、VR70-300で同焦点距離だと4段遅くできるので、理屈上は1/15でもブレないことになる。しかしVR70-300は開放F値が2段暗い事が相殺されて、結果180/2.8より2EV暗い所でも手ぶれしないで撮れることになるのは大きいでしょう。でも、なんか潔くない気がしてね。ここら辺の頑固さが古い人間なのかもしれないけど、まあそこら辺は原理原則主義者って事で。
つーことで、天気が良ければ180/2.8で週末に近所の野草を試し撮りしてみるつもりです。180/2.8のボケは如何ほどか、EDレンズは切れが有るのか?こうご期待。

*1:VR70-300=φ80×143.5mm/745g 180/2.8=φ78.5×144mm/760g