Audi TT

あと3週間だったはずが、またあと7週間に逆戻りです。とほほ。

さて。2月下旬から、朝の通勤時に新型AudiTTとすれ違う。ぼくも一時期、次期通勤車候補に挙げたクルマだ。

運転しているのは典型的LEON系オヤジ。世に言うチョイ悪系ですな。車内で着ている物から風貌まで、雑誌のコーディネートをそのままコピーしましたっぽい感じが泣かせる。オッチャン、クルマモフクモセイイッパイガンバッタンダネ。

さて、そのTT。なんだかすれ違うたびにずんぐりむっくりに見える。具体的にはボンネットから続くベルトラインが高い感じ。一方、ベルトラインから上のグラスエリアだけの高さはそんなに高くないと思う。で、なぜだ?と思って調べた。

そしたら、TTの全高は日本仕様で1390mmで、スポーツカーを名乗る割には比較的高い。直接のライバルになるであろう、ポルシェのケイマンは1305mm日産のZは1315mm。一方のスポーティセダンの代表格、A4の2.0TFSIが1430mm。つまり、TTの全高はスポーツカーよりスポーツセダンに近い。

まあ、TTのパワートレインがゴルフGTI/R32から流用されたって事は、横置きエンジンとトランスミッション鏡餅のように上下に積むわけで、そうすると必然的にボンネットは低くし難い。しかもTTに積まれる2.0TFSI、3.2狭角V6共にロングストロークエンジンだからエンジン単体の高さも高くなる。とすれば、やはりゴルフ並みのボンネット高が必要になって、必然的にベルトラインが高くなったんだろうと思います。

もし、TTを次期A4ベースのパワートレインで造ることが出来たら、エンジンが縦置きで、鏡餅構造じゃなくせるのでもっとスポーツカーっぽくボンネット高を低くできたと思う。うーん、TTはわざわざ骨格をアルミも使って新規に起こしてるだけにもったいない・・・。

つーことで、新型TT買った人には悪いけど、一般道ですれ違う時の印象はあんまりかっこよくないですよ。ぼく的にはTTの3.2 Quattroにするなら、素のケイマンやボクスターでも良いんじゃないかと思います。値段もTTに比べてそんなに高くないしね。


写真は何を血迷ったかENKEIのGTC01を発注してしまったんですよ。どうしたものか。納品が4末以降らしいんだよなあ・・・。もうちょっと早くならんもんか。